「WordPressブログを始めたいが、何から着手すればよいか分からない」という方に向けて、ブログ開設から収益化の第一歩までを分かりやすく解説します。
本記事を読めば、初期設定・テーマ選び・プラグイン導入までを一気に進められます。
「なぜWordPressがおすすめなのか」を先に確認したい方は、こちらをご覧ください
👉【初心者必見】WordPressで記事を書くべき5つの理由
1. WordPressのインストールと初期設定

1-1. インストール方法:自動インストールと手動インストールの違い
- 自動インストール:サーバー管理画面から数クリックで完了。初心者の方はまずこちらをご利用ください。
- 手動インストール:本体をダウンロードし、FTPでアップロード・DB設定を行います。自由度は高い一方で難易度も上がります。
1-2. 初期設定(優先度の高い項目)
- サイトタイトル / キャッチフレーズ:検索結果にも表示されるため、簡潔で内容が伝わる表現にします。
- タイムゾーン:日本在住の場合は「東京(UTC+9)」に設定します。
1-3. パーマリンク設定
「設定 → パーマリンク」から投稿名に変更します(例:/sample-post/)。日本語スラッグは避け、英単語を推奨します。
1-4. SSL(https)でセキュリティ強化
サーバー側で無料SSLを有効化し、WordPress「一般設定」でURLをhttpsへ変更します。混在コンテンツの有無もご確認ください。
2. WordPressテーマの選び方とおすすめ

2-1. テーマとは?
サイトの見た目・レイアウト・一部機能を決定するテンプレートです。SEOや表示速度にも影響するため、目的に合うものを選びます。
2-2. 無料テーマと有料テーマの違い(簡潔)
- 無料:コストを抑えて開始可能。機能・デザインの自由度は限定的です。
- 有料:デザイン性・SEO・サポートが充実。収益化を目指す場合は有利です。
2-3. 初心者におすすめの無料テーマ
Cocoon(コクーン) — 無料でも多機能&SEO最適化

- 広告管理・目次・吹き出し・スキン切替など、有料級の機能を標準搭載。
- シンプルかつ軽量。まずは無料で本格運用したい方に適しています。
Lightning(ライトニング) — シンプルで企業サイトにも対応

- ブロックエディタとの相性が良好。ビジネス〜ブログまで幅広く対応可能です。
- 拡張プラグインによりLPなども簡単に作成できます。成長に合わせた拡張が可能です。
2-4. 人気の有料テーマ(SWELL / JIN / AFFINGER 詳細)
SWELL(スウェル) — 初心者から上級者まで愛される万能テーマ

SWELLは「シンプルさ」と「使いやすさ」を追求した国産有料テーマです。WordPress公式ブロックエディタに完全対応し、マウス操作だけで洗練された記事やランディングページを作成できます。
主な特徴
- 高速表示:画像やCSSを最適化し、国内テーマでもトップクラスの読み込み速度を実現。
- デザインの自由度:カラー・フォントの調整、ボタンやボックスなど装飾パーツが豊富。
- 初心者向けUI:複雑な設定を避け、直感的な操作で完成度の高いページが作れます。
こんな人におすすめ
- デザインに自信がなくても綺麗に仕上げたい方
- 記事作成のスピードを高めたい方
- 表示速度を重視したい方
JIN(ジン) — ブログ収益化に強いデザイン特化型テーマ

JINは柔らかな配色と余白設計により「読まれる記事」を作りやすい有料テーマです。ランキング・比較表・会話風吹き出しなど、アフィリエイト向けの機能も豊富です。
主な特徴
- 広告設置のしやすさ:クリック率向上に配慮したウィジェット・広告枠を用意。
- デザイン済みパーツ:見出し・ボタン・ボックスなど統一感のある装飾を簡単適用。
- ブログ向けSEO設計:パンくず・内部リンク強化などを標準装備。
こんな人におすすめ
- アフィリエイトや広告収益を本格的に伸ばしたい方
- 記事を短時間で整った見た目に仕上げたい方
- 読者が回遊しやすい導線を重視したい方
AFFINGER(アフィンガー) — 売れるサイト作りに特化したプロ仕様テーマ

AFFINGERは「収益化」に特化したテーマです。広告配置の自由度、クリック計測、ABテストなどのマーケティング機能が揃い、細部まで作り込めます。
主な特徴
- 収益化機能:ランキング・比較表・CTA・広告の条件表示・クリック計測などを標準搭載。
- SEOカスタマイズ:見出し構造や内部リンク最適化を細かく調整可能。
- デザイン自由度:配色・レイアウト・フォントまで徹底的にカスタムできます。
こんな人におすすめ
- 本気で収益化を目指す中〜上級者の方
- 広告導線やCVR改善を徹底したい方
- データを基に継続的に改善したい方
3. プラグイン導入とおすすめプラグイン10選

3-1. プラグインとは?
プラグインはWordPressに新しい機能を追加する拡張ツールです。たとえば「お問い合わせフォームの設置」「表示速度の高速化」「セキュリティ強化」など、必要な機能を後から柔軟に追加できます。
3-2. プラグイン導入の流れ(初心者向け)
- WordPress管理画面にログインします。
- 左メニュー「プラグイン」→「新規追加」をクリックします。
- 検索窓にプラグイン名を入力します。
- 「今すぐインストール」→「有効化」で導入完了です。
注意:入れ過ぎは速度低下や不具合の原因になります。似た機能のプラグインの併用は避けてください。
3-3. 初心者におすすめの必須プラグイン10選
- All in One SEO Pack — SEOの基本設定を一括管理
- XML Sitemap & Google News — サイトマップ自動生成でインデックスを促進
- SiteGuard WP Plugin — ログイン保護・不正アクセス対策
- BackWPup — 自動バックアップで安心運用
- UpdraftPlus — 復元が簡単な高機能バックアップ
- WP Super Cache(または WP Fastest Cache)— キャッシュで表示速度を高速化
- Contact Form 7 — お問い合わせフォームの作成
- Table of Contents Plus — 目次自動生成でUX/SEO向上
- EWWW Image Optimizer — 画像圧縮で読み込みを改善
- Broken Link Checker — リンク切れ検出で評価低下を防止
4. まとめ(内部リンクあり)

WordPressブログは、サーバー・ドメイン契約 → インストール&初期設定 → テーマ選び → プラグイン導入の順で進めれば、初心者の方でも短時間で開設できます。
テーマは長期利用を前提に選択し、プラグインは必要最小限に厳選することが成功の近道です。
なお、サーバーやドメインの具体的な契約方法は、下記の記事で詳しく解説しています。あわせてご参照ください。